【家計管理】ダーク口座による支出の平準化【先取り支出】

本来の支出額を理解する

「支出の平準化」とは、文字通り支出のムラ無くし毎月ほぼ一定の金額に均すことだ。結構お金遣いにムラがある人にとっては、なかなか自分の生活費を把握できていないことが多いのではないだろうか。

かく言う私と一緒に暮らしているパートナーなんかは金遣いが荒い。。。単にいっぱい使うというわけではなく、思い切り使う月もあれば、無風の月もある。

家計管理をする上で支出額を正しく把握するのは大事なことだ。そこに加えて将来必要なお金の量がわかれば、準備できるからだ。

しかしながらこれを邪魔する要因が存在する。
旅行・賃貸更新料・ふるさと納税・サブスクの更新などといった、毎月というほどの頻度ではないが発生してくる費用だ。

あなどれないのは、上記の費用はかなりパンチ力がある。ふるさと納税はポイントの関係でまとめて寄付することも多い。ポイント付与はもうすぐなくなるらしいけれど）

今回はそういった費用を考慮して家計管理する方法を実践してみた記録。

資産に含めない口座（ダーク口座）で支出を平準化する

記事では、上記で懸念していた費用についても月額換算で取り入れている。あとはこれを実際の支出で表現できれば良いということになる。

そこで、今回は資産には含めない銀行口座（ダーク口座と呼ぶ）を作り、管理することにした。
使っていない口座があればすぐに始められる。

①月額換算の金額で毎月ダーク口座へ振り込む

やり方は簡単。上記の問題児である出費たちの月額換算した金額を、毎月ダーク口座へ振り込むのが基本だ。

②支出が発生したタイミングでダーク口座から主口座へ金額を戻す

例えば、サブスクの1年更新に伴う出費が発生したら、ダーク口座からもとの口座へその金額だけ戻す。そして支払った更新料は支出から控除するように家計をつければ完成。

支出平準化のメリット

バロメータとしての精度が上がる

まずは当たり前だけれどこれに尽きる。ばらつきがあると生活費の微増を検知しずらいが、平準化すれば毎月の家計に関するフィードバックが得られやすくなる。
つまり生活費の上下に反応しやすくなっているはずだ。

特にインフレがついに日本でも顕著になってきた。食費の地味な増額をレジだけでなく、家計簿としても感じ取ることができるはず。

逃れられない急な出費への耐性を高める

今回平準化したターゲットは、あくまで予定調和な費用である。人生ではこういった費用以外に緊急で発生する費用というものが存在する。

たまたま賃貸更新の痛い出費が発生した月に、これらの出費が重なると大きなダメージだ。現金を潤沢にお持ちの方であれば良いが、それであっても余計な考え事を増やしたくはない。

今回の手法により「（せめて）わかっている出費は管理しておく予防」をお勧めしたい。

また、こういったことから

・できるだけ現金比率を下げて投資に回したい！生活防衛資金は最小限希望！
・そもそも実は資産がまだそこまでない。毎月の生活費が資産全体に与える影響が大きい

以上のような人たちにもお勧めできるのではと考える。

おわりに：面白い記事が書けない